[医療政策セミナーシリーズ] 明日開催!
・Ji4pe会員有志による医療政策(HP:Health Policy)についての月例オープンセミナーで、ゲスト・スピーカーによる講演と参加者とのディスカッションです。
日 時: 2024年8月20日(火)18:00〜20:00
講 師: 前村聡 先生(日本経済新聞社)
テーマ: 患者・市民参画の動き〜「医療を動かす」ための「代表性」
概 要:
厚生労働省の審議会では患者・市民代表はどのように選ばれているのだろうか。多くは行政担当者の裁量に委ねられている。ところが行政担当者も「患者・市民代表をどのように選んだらいいのか」と悩んでいるのも現状である。一方、実際に行政の会議体で「患者・市民代表」になっている委員も審議会における発言が本当に「患者・市民代表」になっているのかという課題もある。どのように行政における「患者・市民参加」を進めるべきか。形式的な患者・市民参加ではなく、真によりよい方向に医療を動かすためには「代表性」がキーワードとなる。多様な患者・市民の声を集める集合体が必要となる。
参加費:無料(Ji4pe会員)。※非会員の方は参加費3,300円(初回参加時の入会申請で承認された場合、次回以降は会員として無料で参加できます)。
当日アクセスURL:事前申込画面にてお知らせします。
[生命倫理セミナーシリーズ] 来週第2回を開催!
・ヘルシンキ宣言について患者視点から発信してきたJi4peの生命倫理Working groupメンバーが登壇する国際セミナーが2回にわたってオンライン開催されます。
日 時:第2回2024年8月26日(月)、20時開始・23時終了
講 師: Dirceu Greco、Yoshiko Saito、Ames Dhai他
テーマ: The 2024 Declaration of Helsinki: Taking Forward Bioethics and Human Rights
概 要:世界医師会による人を対象とする研究の倫理原則であるヘルシンキ宣言は、1964年に初版が採択され、最新改訂は2013年である。現在、2024年10月の改訂版採択に向けた最終段階にある。本シンポジウムでは、第三者的な立場(協力関係を持つ場合を含む)から、世界医師会における改訂状況を概観し、今後の研究倫理の潮流の方向性を検討するとともに、研究参加者の尊厳と人権の保護のために必要な基軸を、生命倫理学の観点から明らかにする。
参加費:無料
事前申込:下記URLからお申込みください(Ji4peでは受け付けておりません)
[ファンドレイジングセミナーシリーズ] 来週開催!
・Ji4pe会員有志によるファンドレイジング(FR)についての月例オープンセミナーです。患者会活動と資金調達について、さらに患者会活動支援への広がりについてお伺いします。
日 時:8月28日(水) 18:00〜20:00
講 師:岸紀子 先生(CMT友の会事務局長、Ji4pe理事)
テーマ:JANPIAチャレンジと次のステップについて
概 要:Ji4peは先般、休眠預金の活用により民間公益活動団体を支援するJANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)の活動支援団体制度に対して、日本の患者団体が持続可能な運営基盤を獲得するための、次世代人材の発掘と育成を主要事業とする新たなチャレンジについて申請しました。結果的には採択されなかったものの、患者団体の育成を社会課題の一つとして認知いただくための第一歩になったと感じています。今回のWGでは、審査結果に関するJANPIAからのフィードバックを共有しつつ、次のチャレンジに向けたロードマップの概要について説明し、皆さまと意見交換をしたいと思います。
参加費:無料(Ji4pe会員)。※非会員の方は参加費3,300円(初回参加時の入会申請で承認された場合、次回以降は会員として無料で参加できます)。
当日アクセスURL:事前申込画面にてお知らせします。
[第38回SMDセミナーのご案内] 来週開催!
SMD (Specialist in Medicines Development)国際認定コースの一環として提供する医薬品開発や処方についてのセミナーシリーズです。
日 時: 8月30日(金)18:30〜19:30
講 師:上條義一郎 先生(獨協医科大学埼玉医療センターリハビリテーション科 主任教授)
テーマ: 運動と栄養が生み出す新しい医療の可能性:薬に頼らない健康管理
概 要:医療の現場では、原疾患の治療と並行して、運動療法が実施されることが増えている。運動療法には筋肉量を増加させる筋力トレーニングと、循環血液量を改善させ心肺機能を高めるための持久性トレーニングが含まれる。最近の研究では、高血圧症の方や独歩が可能な慢性期脳血管障害患者において、運動療法にさらに栄養療法を併用すると運動療法の効果をより高める可能性が示されている。患者に対する薬物治療は必須である。これに並行して運動・栄養療法を行うことが、今後、実臨床の中で求められていくだろう。
参加費:無料
当日アクセスURL:事前申込画面にてお知らせします。
[国際ウェビナーシリーズ] 9月連休明けの開催・受付開始!
・国際製薬医学会(IFAPP)の教育部会が無料開催するセミナーです。今回はまさに国境を越えた患者の治験アクセスがテーマで、英語での開催ですがぜひご参加ください。
日 時:2024年9月17日(火)20:00〜21:30(日本時間)
講 師:Birka Lehmann, Teodora Lalová-Spinks, Bettina Ryll, Emilie Prazaková,
テーマ:Patients’ cross-border access to clinical trials -The unmet clinical need for global patients and clinical researchers-
(和訳:患者の国境を越えた臨床試験へのアクセス 〜世界中の患者と臨床研究者の満たされていない臨床ニーズ〜)
概 要:(和訳)生命を脅かす疾患や希少疾患を患う患者や、研究が低調な国に住んでいる患者は、それが唯一残された治療選択肢である可能性があり、他国での臨床試験への参加に興味を持っています。そして、他国からの患者を登録できれば、研究者らの症例確保の苦労も軽くなりますが、実際にはそのような参加は非常に困難で、ほとんど実現されません。このウェビナーでは、ニーズ、財務的、倫理的、規制的、組織的なハードル、ベストプラクティスの例、および実際的な観点からそのような参加を促進することを目的としたヨーロッパの取り組みを提示し、聴衆と議論します。
参加費:無料
事前申込:下記のURLに申し込んでください(Ji4peでは受け付けておりません)。