―特別記事:国際認定SMD(Specialist in Medicines Development)を更新しました―
Ji4peのDコース(SMDプログラム)では、コンピテンシー評価に基づく国際認定としてSMDが授与されますが、さらに5年に一度の更新があります。今般、日本のSMD第1号であった吉田真奈美さん(ギリアド・サイエンシズ株式会社)が5年間の継続教育履歴を申請して、またもや第1号としてめでたく認定を更新されました。おめでとうございます!
吉田さんにはJi4peのAコースで患者・市民の受講者に医薬品開発について講義してもらっており、患者市民参画の推進に国際認定取得の講師が担当しつつ、受講者からのインプットで共に学ぶコースとなっています(前号で特別記事としてお知らせした雪吉さん(岡山大学)も同じSMD認定講師仲間です)。ご興味のある方は来年のAコースにどうぞ!

―コース開講案内―
[Cコース第4期] 開講後の参加申込も受付中です
★受講者へのメリット
  • 第4期(2024年度)の講義スケジュール表や講師プロファイルをWebサイトに掲載中です:https://ji4pe.tokyo/course-c.html  
  • モジュール単位で日本臨床薬理学会の認定CRC制度の認める研修会に指定されており、4時間半(3講義)以上の受講者にはご要望に応じて参加証明書を発行します(現在モジュール1と2は学会指定を受けており、今後もモジュール単位で認定申請予定)。
  • 全6モジュールを受講した場合、受講後ミニテストへの回答率と最終試験(MCQ、用語集、エッセイ)で評価し、修了証を発行します。評価達成後はもう1年、復習目的での無料受講が可能で、初年度に気付かなかったことも次年度に再確認できます(受講内容をきちんと理解できるよう、十分な機会を提供しています)。
  • 詳細とお申込みはこちらへ:https://ji4pe.tokyo/course-c.html
★今週と来週の講義予定は下記のとおりです。NEW!
単一講義のご参加も受付中(5,500円/回):

―イベント開催案内―
[医療政策セミナーシリーズ]  NEW!来週開催!
  • Ji4pe会員有志による医療政策(HP:Health Policy)についての月例オープンセミナーです。5月からはゲスト・スピーカーによる講演と参加者とのディスカッションが始まります。
日 時:5月9日(木)18:00-19:30 
講 師:真野俊樹先生 (中央大学ビジネススクール 教授・多摩大学大学院 特任教授)
テーマ:近年の日本医療の課題と展望
概 要:今回のレクチャーではマクロの視点から日本を取り巻く環境を述べ、その後日本の医療政策の動きや変化を考え、その後に行われるであろう個別議論につなげる基礎知識をご紹介したいと考えている。内容としては日本の最近の変化および背景を経済学的に触れ、その後で人口動態からくる変化、コロナ禍の影響、医療費増大から来る変化を考察し、最後に日本の医療政策のこれからを議論してみたいと考えている。議論も活発に行いたいので皆さんの積極参加を期待しています。
参加費:無料(Ji4pe会員)。※非会員の方は初回参加時の入会申請で承認された場合、次回以降は会員として無料で参加できます。
当日アクセスURL:事前申込画面にてお知らせします。
 
[第36回SMDセミナーのご案内] NEW!
SMD (Specialist in Medicines Development)国際認定コースの一環として提供する医薬品開発や処方についてのセミナーシリーズです。5月はPPI(患者・市民参画)の前身として求められてきた患者中心医療について講師と共に考えます。
日 時:5月20日(月)18:30-20:00 
講 師:松山琴音先生 (日本医科大学 医療管理学 特任教授)
テーマ:患者中心医療に関する最新の話題
概 要:患者中心医療という言葉は、昨今、治験・臨床試験の界隈でかなり市民権を得てきています。しかし患者に一方的に「こういう薬はほしいですか?」とか「どういうことに困っていますか?」というヒアリングを行っても、患者中心とはいえません。患者中心、という意味は本来、多様性のある社会の枠組みのなかで、誰もおいていかない、価値ある医薬品の創出にかかる言葉であるべきものです。真にインクルーシブかつ多様性を尊重した、社会的価値ある患者中心医療の実現は、根本的な命題です。本セミナーでは、患者中心医療に関する最新の話題を提供し、聴講者の方が、自分ごととして、あるべき患者中心医療を考えるきっかけとなることを目指します。
参加費:無料
当日アクセスURL:事前申込画面にてお知らせします。
 
[ファンドレイジングセミナーシリーズ] NEW!
  • Ji4pe会員有志によるファンドレイジング(FR)についての月例オープンセミナーです。5月は患者会活動の一環として実際にファンドレイジングして調査を実施した講師をお迎えして、患者会にファンドがなぜ必要なのか、ファンドを得て何を生み出すことができたのかをお伺いします。
日 時:5月25日(土)18:00-20:00 
講 師:吉田麻里様 (日本アラジール症候群の会)
テーマ: 私のファンドレイジングへのチャレンジ
概 要:まず、希少難病であるアラジール症候群の患者会を発足させた経緯や疾患の周知啓発を行う理由とそのために必要な活動についてご紹介します。また、少ない会員数で活動する苦労やクラウドファンディングにチャレンジした理由、チャレンジ後の気持ちの変更、そしてクラウドファンディングの再チャレンジについても事例としてお話します。更に、その後の反応やこれからについても共有することで、みなさんと意見交換できればと考えております。
参加費:無料(Ji4pe会員)。※非会員の方は初回参加時の入会申請で承認された場合、次回以降は会員として無料で参加できます。
当日アクセスURL:事前申込画面にてお知らせします。
 
―Ji4pe会員からのイベント紹介― NEW!あと2週で開催!
テーマ:自分や家族が病気だと言われた時の心の変化のお話
日 時:2024年5月12日(日)14:00〜16:00
場 所:ZOOMにて
演 者:藤原紀子先生 照喜名通先生
主催者:膵島細胞症患者の会 難病サポートfamiliaやまぐち
概 要:自分や家族が病気だと言われたとき、人はどう思い心はどう変化していくのかを学ぶことで今の自分や過去の自分に向き合うことができるようなお話の会です。
参加費:無料
問い合わせ先:nanfami.suitou@gmail.com
 
 
―他団体からのイベント紹介― NEW!
テーマ:『くすりと生活』が製薬企業に与えるインパクト
日 時:2024年5月21日(火)午後7時から8時半、午後8時半からフリートーク
場 所:オンラインにて
演 者:鈴木信行さん (患医ねっと)
主催者:NPO法人患者中心の医療を共に考え共に実践する協議会(JPPaC)
参加費:無料
問い合わせ先:http://www.jppac.or.jp
―資材のご案内―
Ji4peでは活動状況をお知らせするパンフレットやFlyerを公開しておりますので、いつでも下記URLからダウンロードして御覧ください。もし、印刷物の郵送を希望される方はJi4pe事務局までメールでご相談ください。企業や医療機関で患者さんや患者会の方々に学びの場としてご紹介いただければ幸いです。
[Ji4peのパンフレット]
[Ji4peのCIOMS患者参画報告書翻訳版のFlyer]
・今月27日でEコース第3期の全4週トレーニングが終了しました。週を重ねるたびに参加者からの発言が引き出されて、質問だけでなく「こうしたらよいのでは?」との提案も出てくるようになり、審査チームとしての委員育成につながっています。Eコースでは倫理審査だけでなく、社会の様々な場面でより効果的に自分の意見を出して共に解決を目指すことに役立つような思考過程の育成やスピーカー・トレーニングを受けられますので、職場研修や患者会研修にもご検討いただければ幸いです。日本人的な忖度ではなく、チームメンバーをリスペクトしながら共通目標の達成に貢献できるために、随時開催のご相談にも対応しますので、事務局までいつでもご相談ください。K.I より 
 
・花粉症の時期が終わったはずなのに、くしゃみが出る症状に加えて鼻水と喉の違和感。ゴールデンウィーク前の大型ごみを出す時に雨に打たれたことが原因か?!漢方薬を飲みながら、わが家の必須アイテム「〇〇ヴェポラッブ」の登場です。子どもが生まれてから愛用しているのですが、医薬品開発の学びをしている自身としては、ロングセラーを維持するための安全性や品質管理に興味を持ちました。この数年間、学ぶことで手に取るモノの視点が変わることを楽しんでいます。そして、そのモノを作り届ける製造側の想いから「安心」が伝わると、消費者側は「優しさ」による手厚い見守りができるのかもしれませんね。娘に胸・のど・背中に塗ってもらった手の温もりもあって、たっぷりと休養できて回復に向かっています!N.I より
 
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