*理事会からのメッセージ*
 
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〜季刊号開始のご案内〜
 
今月から新年度となる職場も多いと思いますが、JI4PE定期配信も今月から四半期に一度、季刊ニュースレターを配信することとしました。
隔週配信版とは違い、JI4PEの活動をより知っていただけるような話題をご紹介していきますので、もし「こんなことを知りたい」「こういう計画はありますか?」「こんなことをやって欲しいのだけど」等々、お気軽に事務局までメールでご連絡いただければ幸いです(事務局メルアド:info@ji4pe.tokyo)。
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今季担当役員からのご挨拶*
 
さて、トップバッターということで今季は代表理事の今村からのご挨拶です。
2020年6月の設立以来、あっという間に学習コースはA/B/C/D/Eと5つが出揃い*1)、4月開講の時点で受講中の方も含めるとこの3年近くの期間に延べ209人が学んでおられます。
その大半はA/B/Eコースを受講される患者市民の方々ですが、今期は主に開発者(製薬企業・CRO・アカデミア)向けに提供してきたCコースにも患者会から積極的にご参加いただけるようになり、ますます社会的な参画の実現に向けた人材育成への貢献が進みつつあります。
もちろん、この成功はわかりやすくご講義を提供いただける多くの講師の先生方のおかげであることはいうまでもありません。各コースは海外で行われている教育研修プログラムを参考にしつつ、国内環境に合わせて進めており、昨年末には国際医薬品開発教育認定機関であるPharmaTrain Federation*2)からCentre of Excellence (CoE)団体として認定を受けることができました*3)。
この認定は提供する教育の質に基づくものであり、常にプログラムを見直しながら改善し続けることが認定更新の要件でもあります。このため、JI4PEの全コースでは受講者からのフィードバックを重視しており、また客観的な指標として受講者の理解度を確認しております。
さらに、修了基準を満たした方々はWebの修了者リストにご紹介しておりますが、このうちEコースでは研究倫理審査委員会から一般委員募集として面接の結果、正式採用となった修了者の方もあり、学びで社会を変える力に、と人材育成を推進するJI4PEの理念を具体的に実現することができました。
JI4PEは時代の要請に対応した人材育成の実践と社会の仕組み作りに資する提言で社会参画の実現に貢献していきたいと考えており、今後ともみなさまの積極的なご参加を期待しています。

 

 
 
*2023年度開講予定の学習コース*
 
?本年度は下記のコースを開講予定です。
2023年3月-2024年4月:Cコース第3期(実施中)
2023年8月:Aコース第7期(予定)
2023年10月:Bコース第3期(予定)
2024年2月:Aコース第8期(予定)
2024年3-4月:Eコース第3期(予定)
 
?各コースは複数の講義で構成しており、希望者はコース単位でのお申込みの他に、単独の講義、または単独のモジュール講義(Cコース)だけでもお申込みできます。参加費はWebぺージ*)をご参照ください。
お問い合わせは事務局までどうぞ(メルアド:info@ji4pe.tokyo)。
 

*:先行予約受付中:お申込みはWebの参加申請書Formへ

 
 
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2023年度第一四半期のイベント・セミナー
 
イベント
 臨床研究リスク管理研究会2023年度第1回WEBセミナー
 
日時:2023年5月18日(木)15:00-17:00 オンライン 参加費無料
 
テーマ:患者参画の国際的潮流 ― 国際機関CIOMSによる活動報告 ―
 
演者:
・藤原紀子 東京大学医科学研究所 JI4PE理事
・照喜名通 認定NPO法人アンビシャス 副理事長
 
座長:今村恭子 JI4PE代表理事
 
主催:臨床研究リスク管理研究会
 
共催:三井住友海上火災保険株式会社 総合営業第四部第二課
 
問合せ先:臨床研究リスク管理研究会 事務局
       MS&ADインターリスク総研株式会社   青木・田名邉
       TEL:03-5296-8976  E-mail:interrisk_mwm@ms-ad-hd.com

 

セミナー
月例SMDセミナー:
SMDとはSpecialist in Medicines Developmentという医薬品開発専門家のことで、国際医薬品開発教育認定機関であるPharmaTrain Federation*1)と国際製薬医学会(International Federation of Associations of Pharmaceutical Physicians and Pharmaceutical Medicine: IFAPP)*2)により国際プログラムとして制定されました*3)。
JI4PEではDコース*4)として職場内外のメンターと共に通年で人材育成をしており、国際認定SMDはJI4PEの各学習コースで講師を務めています。
 
 
2021年7月からはSMDプログラムのご紹介と、創薬から市販後までSMD活動に関連するトピックスについて講演とディスカッションによる月例の無料セミナーシリーズを開催しています。4月から6月までの開催予定は下記のとおりです(毎回アクセスURLが異なりますので、最新情報はJI4PEのWebサイトのNEWS*5)でご確認ください)
 
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職場でのトレーニングやコンサルテーションについて
 
職場トレーニング
◇JI4PEでは双方向での患者参画を推進するために、学習コースでの患者・市民の育成に加えて、職場での社員・職員を対象にしたトレーニングを提供しています。基本プログラムは90分構成のモジュール4単位で構成しており、全日または半日を2回での分割実施など職場の日程に合わせて調整可能です*)。
*)wp_training.pdf (ji4pe.tokyo)
 
◇2022年度に実施した職場トレーニングについて、
各社のご担当者からのフィードバックは下記のとおりでした。
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?   外資系企業X社様:
「患者・患者団体と強固なパートナーシップを構築し、患者ニーズを的確に把握できるようになる」を目的として研修内容を構成いただきました。参加者からは、「コミュニケーションにおける課題を認識できた」「患者視点が不十分であることを認識できた」等、今後患者参画を適切に推進するための大変貴重な機会となりました。
 
?   協和キリン株式会社 様:
研究開発業務に携わる従業員に対し、患者参画について体系的に学ぶ職場トレーニングとして受講いたしました。医師・患者/患者家族・CRC・NPOなど様々な立場の講師陣から製薬業界における患者参画に対する率直なご意見を交えて講義いただき、大変勉強になりました。聴講者からは、トレーニング内容を踏まえて企業活動のどのような時期に・どのような患者参画活動を行うべきかを具体的に検討していきたい、という声があがっています。
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職場トレーニングの実施のご相談やお問い合わせは、JI4PE事務局までメールでお願いします(info@ji4pe.tokyo)。

 
オンデマンドの調査研究コンサルティング 
◇実際の事業に患者参画を求める際には背景をよく理解した方々にご参加いただいて、疾患の負荷がどのように生活に影響しているのか、どんな解決策が期待されているのか等を正確に知ることが重要です。また、企業活動を知ってもらうためにも患者さんの目線からの客観的な意見を知ることで、より効果的な情報の提供や収集が可能となります。
 
◇JI4PEでは昨年度、職場のご相談に応じて学習コース修了者の中から協力者を募り、コンサルテーションを提供しました。いずれも個別インタビューでしたが、プロジェクトのフィードバックを全員で共有することにより、企業の側だけでなく患者さんにとっても他の方々の視点を知ることができ、大変勉強になった、との声をいただきました。今後も各種のコンサルテーションに貢献していきたいと考えております。
 
◇実施のご相談やお問い合わせは事務局までメールでお願いします(info@ji4pe.tokyo)。
*JI4PEからのお知らせ*
 
JI4PEへの入会⇒ https://ji4pe.tokyo/joinus.html 
◇JI4PEは社員(会員)によって構成する一般社団法人です。活動にご賛同いただける方はぜひご入会ください。
◇会員種別には法人(賛助社員)と個人(正社員、準社員)があります。社員には学習コースへの参加費割引の他、様々な特典がありますので、詳しくはWebサイトをご参照下さい。
 
ファンドレイジング倶楽部への御寄付⇒ https://ji4pe.tokyo/joinus.html#fundraising
◇JI4PEは非営利徹底型の一般社団法人です。学習コースは参加費収入で賄っておりますが、御寄付をいただく場合はプールして将来の教育支援に役立てたいと考えておりますので、ご賛同いただける方は御寄付いただければありがたく存じます。
◇いただいた御寄付は年次の会計諸表に反映してご報告させていただきます(https://ji4pe.tokyo/index.html#aboutus)。
 
*他団体主催イベントのご紹介*(掲載希望はJI4PE事務局まで)
 
◇JPPaC10周年記念シンポジウム
日時:4月22日(土)14:00〜16:00 オンライン 参加費無料
 
テーマ:「ヘルスケアとコミュニティの可能性」
 
演者:
・伊藤智樹さん 富山大学学術研究部人文科学系 教授
・孫大輔さん 鳥取大学医学部地域医療学講座 講師
・桃井 里美さん 強皮症患者会「明日の会」世話人
 
司会:松繁卓哉さん 国立保健医療科学院 JPPaC理事
 
主催:NPO法人患者中心の医療を共に考え共に実践する協議会(JPPaC)  畑中和義
 
申込:NPO法人 JPPaC (JI4PEでは取り扱っておりません)
 

*事務局のつぶやき*

毎月隔週の配信でも登場している「事務局のつぶやき」コーナーです。
先日、AI医療とPPIのシンポジウムに登壇した際、千里阪急ホテルに宿泊しました。28年前に来館して以来だったので懐かしさを感じたのですが、なんと!令和7年で閉館ということを知りました。外観も気に入っていたのでとても残念です。形あるものはいつかは・・・と言いますけれど、思い出は風化しません。私は未来に何を残していけるのかな。来年も満開の桜が眺められる日を作り出すためにがんばろう!とお尻を叩いております、笑。季刊号のご感想をお待ちしております!!N.I
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